表情じわ注射に使用する薬剤は、抽出したたんぱく質の一種で、一般医療では筋肉の動きを抑制する目的で使用されています。
この表情じわ注射を表情筋に注射をすることで、神経末端からの伝達物質(アセチルコリン)の放出を抑えて筋肉の過度な動きを抑制し、額、眉間などの表情じわや目尻のしわ、顎のしわを改善します。
表情じわ注射は局所的に筋肉の働きを弱める作用があるため、眉間の縦じわ、額の横じわ、眼尻にできる笑いじわなど、一般的に「表情じわ」と言われる"顔を動かすことによりできるしわ"の解消に効果があります。
注射1本でしわを解消できるので、メスを使用した手術に抵抗がある方におすすめです。また、所要時間も10分ほど、痛みやダウンタイム、副作用も殆ど無くシワを解消できる施術です。
当院では専門の医師が患者様一人ひとりを診察し、注入に適した箇所や注入量を決定しているので、表情が不自然になってしまうようなことはありません。
また、表情じわ注射には汗の分泌を抑える効果もあります。ワキに注入することで汗腺の神経に作用し汗の分泌を抑えます。
自然な表情を残しつつ、しわの治療を行うには骨格や筋肉の違いを認識して注入する必要があります。
表情じわ注射による治療は筋肉を緩めて表情じわを無くす治療です。しかし筋肉の付き方や癖による左右差や骨格の違いによる筋肉の違いがあります。これを治療する前によく観察し、表情じわ注射を注入しても不自然にならないかどうかを見極めてから治療を行います。
大塚美容形成外科では、様々な種類の表情じわ注射を、患者様の症状や注入部位に合わせてお選び頂けます。
表情じわ抑制剤Aは、アメリカのA社(Allergen)が製造する、米国FDA承認、日本の厚生労働省承認の表情じわ抑制剤です。
表情じわ抑制剤Aは、日本国内で唯一、厚生労働省によって製造販売が認可された製品です。つまり、他の表情じわ抑制剤とは違い、日本人での有効性と安全性が確認されている製品なのです。
表情じわ抑制剤Aはすでに日本でも症例があり、また徹底した品質管理下で輸入されています。効果の範囲も広く、しわの緩和以外にも多汗症・わきが解消や小顔治療、痩身治療などといったものにも利用されています。
表情じわ抑制剤Aは日本だけでなく、アメリカを始め、イギリス・ドイツ・フランスなど、世界80ヵ国以上で「表情じわ・眉間のしわ等の肌の治療」への適応が承認されており、美容治療・エイジングケア治療に広く用いられています。(2014年2月現在)
表情じわ抑制剤Aは厳しい製品管理が行われており、厚生労働省に承認された厳格試験を実施し、徹底した温度管理のもと保管されます。また、製造時には無菌状態で製造され、厳重な管理のもと、保管・輸送され、医療機関に届けられます。
また、表情じわ抑制剤A販売後も追跡調査を行うなど、常に有効性と安全性を確認しています。
また、表情じわ抑制剤Aを用いた治療を行うには、販売元であるA社のによる公式なセミナーを受講し、認定医とならなければなりません。
表情じわ抑制剤Bは、ドイツのB社が製造する、最先端の表情じわ抑制剤です。2010年以降、米国FDAだけでなく、欧州のCE、韓国のKFDAで承認を受けています。
美容治療に使用されるA型ボツリヌス菌毒素製剤は、「複合タンパク」というヒト由来のタンパク質と表情じわ抑制薬を結合させて製造されており、このため、わずかに使用されているヒト由来のタンパク質を使用することによるリスクがあることと、繰り返し使用することにより「抗体(耐性)」ができてしまい、表情じわ抑制薬の効果が出なくなるかもしれないという問題がありました。
表情じわ抑制剤Bはこういった副作用や抗体が作られてしまうリスクを限りなくなくすため、余計な複合タンパクを限りなく排除してあります。このピュアな表情じわ抑制薬を作る技術は、B社ならではの特許技術です。
表情じわ抑制薬の中和抗体は、表情じわ抑制薬での肌の治療を30歳から始めて、年3回、10~20単位の治療を65歳まで続けると、抗体ができると言われています。
抗体ができる累積投与量は、個人差もありますが、大体2,000~4,000単位とされています。ですから、若い頃から表情じわ抑制薬で肌の治療を続けている方は、年齢を重ねるにつれて抗体ができてしまうリスクが高まる、ということになります。
他の表情じわ抑制剤の場合、注入後約1週間程度で徐々に効果が見られますが、表情じわ抑制剤Bは注入後3日程度で効果を実感して頂けます。
他の表情じわ抑制剤は、熱が加わると表情じわ抑制薬自体の活性がなくなってしまうことがあり、冷蔵保存で輸入・輸送されています。それに対して表情じわ抑制剤Bは常温での輸入・配送・保存が可能なため、温度変化による変質を気にすることなく安定した効果を実感して頂けます。
表情じわ抑制剤Cは韓国のD製薬が開発した表情じわ抑制剤です。製造元の特許「高純度テクノロジー」で、他にない98.7%の最高純度の表情じわ抑制剤を生産しており、米国FDA・カナダ・KFDA(韓国食品医薬品安全庁)によって認可された製品です。
表情じわ抑制剤Cは韓国のD製薬が5年かけて開発し、大韓民国新薬開発賞「技術輸出賞」を受賞した高純度の表情じわ抑制剤で、KFDA(韓国食品医薬品安全庁)により認められており、すでに日本国内でも多数の美容外科で使用されております。
また、世界60カ国余りに対し輸出契約を結んでおり、韓国製の表情じわ抑制剤では初めて米国FDAの認可を受けています。
所要時間 | 10分 |
ダウンタイム | なし |
腫れ・傷跡 | 特になし |
施術の痛み | チクっとする程度 |
入院・通院 | なし |
麻酔 | 必要な方には麻酔クリームを塗布します |
持続性 | 4ヵ月 |
洗顔 | 当日から可能 |
シャワー・入浴 | 当日から可能 |
メイク | 当日から可能 |
※当サイト上で掲載されている価格は全て税抜価格となっています。精算時に消費税を加算した金額にて精算させて頂きます。
施術名 | 回数 | 定価(税抜) |
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表情じわ抑制剤C | 1回 | 1部位 ¥14,500 |
表情じわ抑制剤A(厚労省認可) | 1回 | 1部位 ¥25,000 |
表情じわ抑制剤B | 1回 | 1部位 ¥80,000 |